【商品紹介】リフトアップには絶対必要!?PROCOMPのショックアブソーバーを徹底解説|品番による違いも紹介
リフトアップをした際に、乗り心地を良くするために取り付けるショックアブソーバー。その正規代理店を行っているPROCOMPの商品を紹介します。本記事を通して、ショック選びの参考にしていただければと思います。
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ショックアブソーバーとは、衝撃を吸収して乗り心地を良くするための商品です。自然の力では吸収できないものを吸収して、揺れを滑らかに戻します。サスが骨組み、ショックが筋肉と例えられることが多いです。
ショックの種類はさまざまで、車種・型式・〇インチアップ用と用途によって分けられています。ただ、ショックを装備したからといって、リフトアップされるわけではありません。ショックは衝撃を吸収するものなので、リフトアップにはスペーサーやコイルが別で必要です。
doloncoでは、『ES9000シリーズ』と『ES3000シリーズ』をメインに取り扱っています。それぞれ特徴や用途が異なるので、紹介していきます。
ちなみに金額は9000番の方が高く、3000番は比較的安いです。かといって、高いから高性能、安いから低品質というわけではありません。用途や構造が異なるだけです。
高圧ニトロゲンガスというもので動くショックです。一般的には『ガスショック』と呼ばれており、ショックの伸び縮みがガスによって行われています。減衰力と呼ばれる、縮む力に対して抵抗する力が強いため、滑らかに戻ってくることが特徴です。中量級〜重量級の車に使われており、純正のトラックにはガスショックが使われます。装備することで、しっかりした乗り心地になります。
低圧セルラーガスを用いたショックで、『オイルショック』と呼ばれています。軽い車や中量級向きのショックです。純正にも使われているため、街中で見かける乗用車は基本的にオイルショックが装備されています。
9000番とは違って、伸びる方向・縮む方向の両方に減衰力が働きます。そのため、衝撃が加わった時も元に戻るときもゆっくり戻ることが特徴です。装備することで、やわらかい乗り心地になります。
なぜショックにはさまざまな種類があるのか。答えはショックの最大長の違いと上下の形の違いによって品番が分かれているためです。分かりやすく説明するために、次の2つの品番を例にショックの見分け方を紹介します。
ひとつめの数字は9000番や3000番の頭文字をとっています。つまり、2つの品番はどちらとも9000番ということです。
次に続く185や325といった3桁の数字はショックの最大長を表しています。185は最大長が18.5インチ、325は32.5インチとなります。
3桁に続く5桁目は上下の形状の組み合わせを示しており、0〜7の8種類あります。これは上下の組み合わせを表しています。棒状を『ステム』、丸形を『ループ』と呼びます。0〜7の形状は次の通りです。
最後の番号は付属品の違いになります。車によって装着に必要な部品のサイズが違うため、パターンは豊富にあります。
ショックの装着は、バネとショックが別の位置で横並びにある場合はショック交換可能ですが、一体化となっている場合は困難です。ただ、プラドやハイラックスなどのフロントにはES6000シリーズの『ストラット』と呼ばれるバネとショックが一体型のものが必要です。
どの品番のショックを購入すれば良いのかわからない場合は、気軽にお問い合わせください。ご自身の車の型式をお伝えいただければ、それに合ったショックを紹介いたします。また、3000番と9000番にはダストブーツという色がそれぞれあるので、商品ページをご確認ください。
純正車高のショックの最大長がただでさえ長いのに、リフトアップしたら追いつけないという場合におすすめの商品が、ショック変換ブラケットです。こちらを装着することで、リフトアップ量が大きい場合でも対応できます。
今回はPROCOMPのショックアブソーバーを紹介しました。リフトアップしてなくても純正車高用のショックもあり、取り替えることで乗り心地が良くなります。リフトアップした車には絶対必要といっても過言ではないので、ぜひチェックしてみてください。