【車紹介】英国のJaguar|1992年式のレトロな高級車Daimler W6を紹介!
1992年式のレトロなイギリスの高級車「Daimler W6」を紹介します。普段はあまり見れないような高級車なので、内外装を詳しく紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
Daimler(ダイムラー)はイギリスを代表する高級車メーカー「Jaguar(ジャガー)」の車です。ジャガーは英国王室御用達のメーカーとも言われています。もともとは「Daimler」という単体のブランドで販売されていましたが、Jaguarに買収されたという背景があります。
Daimler W6は1970年に登場した、ジャガーの6気筒をベースに内外装を高級化した車で、約22年間販売されました。今回紹介する車は1992年モデルなので、ディーラーの最終モデルの車になります。5.3LのV12気筒のエンジンを搭載しているため、W6と呼ばれています。当時の新車価格は約1,400万円で、国内に存在する台数は200〜300台と、希少な車のひとつです。ちなみに、燃費は3〜5km/Lです。
ボディはブルッグランズグリーンというカラーになります。最近は見ないようなカラーです。車の構造は次の通りです。
縦線が入った特徴的なグリルで、職人のたたき出しで造られているそうです。古い時代にエンジンの冷却効果を高めるために採用された形状と言われています。ボンネットにも綺麗なラインが入っています。
ワイパー付きのヘッドライトです。今ではあまり見かけない、かわいいデザインです。
フロントからリアにかけてボディラインが下がっており、ジャガーらしさを感じます。縁取っているクロームのモールがエレガントさをより強調しています。
リアも同様に、縦線の入ったたたき出しです。リアバンパーにも高級感を感じます。
運転席の座り心地はとてもよく、ふかふかしています。
天井までふかふかです。
ドアは革になっています。現行の車と比べてボタンが少ない印象です。
内装には高級ウッドがかなり使われています。ハンドルは、大きい割にはスポークがかなり細いため、運転しにくいかもしれません。
シフトレバーも細いです。
助手席側のグローブボックスには鍵が付いています。中心部はかなりレトロな雰囲気があります。
リア席の座り心地もとても良いです。
中心のシートを倒すと収納も可能なひじ掛けになります。
中心部には灰皿やエアコンが付いています。
バックには遮光用のカーテンがついているため、快適さは抜群です。
今回は1992年式のレトロなイギリスの高級車「Daimler W6」を紹介しました。ほかにも貴重な車があれば紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。