【車紹介】イギリスの高級車!ベントレー フライングスパーの内外装を紹介!
ベントレーのフライングスパーを紹介します。今回紹介する車は2014年に発売された旧型モデルです。内外装だけでなく、ベントレーの歴史についても紹介するのでぜひ最後まで読んでみてください。
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イギリスの高級車というイメージですが、ベントレーは1919年にベントレーモーターズという会社が設立したスポーツカーメーカーです。24時間の周回数を競う、『ル・マン24時間耐久レース』というレースで5回も優勝するほど、優秀な功績を残したメーカーでした。ただ、オーバースペックな車を作るあまりに、車が売れても利益が生まれず経営困難に陥り、1931年にロールスロイスに買収されます。その際に、レース活動を一切禁止したため、現代ではスポーツカーメーカーとしての印象が薄いです。その後、1998年にフォルクスワーゲングループの傘下へと変わり、今に至るという歴史があります。
紹介するベントレー フライングスパーのエンジンには6LのW12気筒ツインターボエンジンを搭載しており、最高速度は326km/hを誇ります。ツードアモデルのコンチネンタルの名を外した、独自モデルとして確立しています。ベントレーらしい威厳があるスタイルにW12気筒のハイパワーエンジンを搭載していることが特徴です。
サイズは下記の通りです。
現行と比較して、全体的に少し小さいです。
左右に大きく広げた翼の中央にベントレーのBマークが刻印されたエンブレムは、通称『ウィングドB』と呼ばれています。
エンブレムには2種類あり、Bの背景が黒色はV12モデル、赤色はV8モデルで分かれています。今回は12気筒モデルなので、黒色のエンブレムです。車体色は114色も展開しており2トーンカラーも選択できるため、色が被ることはほとんどありません。サイドのコーチラインも選べます。純正ホイールも6〜7種類ある中から好きなモデル、それぞれで好きなカラーを選べます。内装もパーツごとにカラーを選べるため、ほぼオーダーメイドとなっています。
同じ12気筒エンジンを搭載しているロールスロイスは、しなやかで無音な走行が特徴的です。一方でベントレーは、もとがスポーツカーメーカーの車らしいエンジンのマフラー音を出しながら加速していきます。遮音性は高いものの、サスが少し固いというイメージです。
キセノンライトが採用されております。グリルはメッキ加飾で独特なデザインです。
流線形のプラスラインはとても綺麗です。
今回紹介するベントレーの運転席は、黒とブラウンを基調とした落ち着いた印象の内装です。シートは黒色、インパネ周りはブラウン系のダークステインバーウォルナットというカラーです。シートについては、リネンという白系のカラーが人気とのことです。ハンドルやシフトノブにもBウイングスのエンブレムがついています。
ハンドルにはクルーズコントロールが付いているため、好きな速度で追従できます。
右側はボリューム関係のボタンです。
メーター周りは、2014年式にしてはかなりモダンな雰囲気があります。
シート下部にはリクライニングやマッサージのボタンが付いています。運転しながらも使えるので、あまり疲れることなく長時間の運転が可能です。
エアコン周りには高級車らしく時計も付いています。
シフトノブ周りにはドリンクホルダーと、キーレスのエンジンボタンやシートヒーター、ベンチレータなどを操作できるボタンがあります。
また、ダンパー設定や車高レベル(車高の高さ)も操作可能です。
アームレスト内には収納スペースとシュガーソケットが付いています。
天井のライトからも高級感を感じます。中心のボタンは電動サンルーフの操作ボタンで、押すだけでサンルーフの開閉を操作できます。
リアもゆったりと座れるくらいのスペースがあり、下部のボタンでリクライニングとマッサージ機能を操作できます。フロントと同様にシートヒーターとベンチレーターも完備されています。
ピクニックテーブルには、折り畳み式の鏡が付いているため簡素な化粧台としても使えます。イギリスらしい、気遣いに溢れる設計です。
ドアの下部には灰皿が入っています。
中央にはエアコンと、四角いスペースがあります。スペースには、オプションで取り外し可能なタッチパネル式リモコンを搭載でき、エアコンやシートヒート、ナビゲーションなどすべての機能を操作できるそうです。
今回はベントレーのフライングスパーを紹介しました。doloncoではさまざまな車やカスタムを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。